
※準備1号の購読チケットは売り切れです。恐れ入りますが、準備2号の参加申込をお待ちください。
【「作家の手帖」とは】
広い意味での「原稿料」を主題に、出版活動の流れ自体を目次として、ウェブに掲載される同人誌です。執筆者・制作スタッフを公募し、先に契約を結んでから、最終稿以外のテキストをGitHubで公表することで、どの原稿がどのように執筆・編集・校正されたのかをみんなで共有できるようにする試みです。
まだ発足したばかりの活動ですが、このささやかな取り組みを支援していただける方は、ぜひ参加チケットをお買い求めください。
【チケットについて】
本チケットをお買い求めいただくことで、次のことができます。
■完成稿の入手
完成稿(PDF/epub)を収録したGoogle Driveへのアクセス権限が得られます。購読チケットをお買い求めの方に、メールおよび(または)郵送でご案内します。
※準備号Ver.1.0には以下の8作が収録されています。今後も掲載記事の追加を行う予定です。第2弾の企画は、10月以降にお知らせします。
【1.企画趣旨】笠井康平「原稿料400年の歴史――どうして作家は昔からいまいち儲からないのか?」
【4.原稿料】うっかり「俳句とお金」
【6.契約・交渉】ひらりさ「原稿料をとりっぱぐれたくない私のセブンルール」
【7.選考】伏見瞬「「ズレ」が「ズレ」でなくなる時
【8.執筆】大滝瓶太「WEBライティングの熱力学的な死――──そのテクストの「意思」の所在」
【15.流通・販売】関口竜平「書くということ——ただ「置く」だけではない、<メディア>のひとりとしての書店」
【16.パブリシティ】小澤みゆき「PRのための「周辺」原稿
【18.財務・会計】poroLogue「原稿料はどう決める?――Webメディアの副編集長が作り上げた「事業と財務」の対話を促す経理の仕組み」
■勉強会の参加とアーカイヴ視聴
勉強会のオンライン配信を視聴できます。勉強会の撮影記録は、非公開アーカイヴに収録されます。購読チケットをお買い求めの方に、メールおよび(または)郵送でご案内します。
※初回のオンライン勉強会は8/21(土)に終了しました。番組構成は次のとおりです。今後も定期的に勉強会を行う予定です。配信予定は、参加者コミュニティでご案内します。
【第1部:先輩的文献の読書会】
この企画のきっかけになった2冊の本――『原稿料の研究』(1978)と『作家の原稿料』(2015)をはじめとした参考文献を紹介しました。原稿料の歴史、コンテンツビジネス各界の契約書ひな型、文化と経済について学びたい方のためのブックリストなどなど。後半にはスタッフ紹介も。
■第2部:トーク番組「読み書きとお金にまつわるエトセトラ」
読み書きに関わる新しい働き方をめぐって、3人の方にお話しいただきました。創業のいろは、コミュニティ作り、ライスワーク/ワイフワークのバランス、クリエイターエコノミーの未来など、多岐にわたるトピックを扱いました。
「「個の対話」を大切にする、me and you社の創業とこれから」
ゲスト:野村由芽・竹中万季(株式会社me and you)、聞き手:小澤みゆき
「持続可能で・透明な「出版」の潜在性」
ゲスト:熱海凌、聞き手:笠井康平
■第3部:「作家の手帖」準備号の感想会
準備1号に執筆された6名の方に、どのように執筆を進めたか、「原稿料」と聞いて思い浮かぶことなど、記事校了後のインタビューを行いました。
登壇者:ひらりさ、伏見瞬、poroLogue、関口竜平、大滝瓶太、うっかり
■ショートスピーチ
第2部・第3部の幕間に、5人の方にお話しいただきました。出版企画、兼業で書くこと、現代美術界のお金と契約、ライティングの哲学、サラリーマン巡回問題など幅広いテーマが語られました。
登壇者:高橋文樹、樋口芽ぐむ、棒、瀬下翔太、大滝瓶太
■参加者コミュニティへの招待
参加者コミュニティの招待を受けられます。参加者コミュニティはDiscordで開かれます。ご参加に必要なアクセス手段・情報機器・通信料金・IT知識は、ご自身でご用意ください。
■招待状(紙)の郵送
初回のオンライン勉強会は終了しましたが、ご好評につき、今後のご購入者様にも準備号の刊行をご案内した招待状(紙)をお届けします(40部限定)。どうぞお早めに。
企画の詳細は、以下をごらんください。
https://www.genkoryo.com